静かな世界に響く、一つの音

自分の趣味全開で書いていく、そんなブログです。

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

押し付けるということ

テレビで聞いたこと、人の話で聞いたもの、そのまま鵜呑みにしてませんか? 疑うことを知らずただ受け入れる。 それは考えていないということになります。 純粋と表現する人がいるかもしれません。 しかし何もかもを受け入れるということは色を重ねるような…

人と人と世界の在り方

人に理解されたいとは思いませんか? 何かあったら話して「うんうん、そうだよね」と言ってもらいたくはありませんか? まるで鏡のように相手の中にある自分を見ている、そんな気がします。その自分に理解されたいと思っています。つまり自分では肯定出来な…

ただ乱雑に積み上げられた歪な文字たち

人はつながりたいという思いでいろんなものを作ってきました。理解されたい、したいなど自分の欲求を自分自身にとどめては置けないのです。風船が膨らんでいくように、いつか爆発してしまうのではないかと感じます。もし、言葉も思いも伝わらなかったらどう…

【物語】それは夏の日のこと 空に花が咲いた

カランコロンと足元でリズムよく音が鳴る。周りの人より少し遅れたテンポで歩く私。生まれて初めて浴衣を着た。その感想として出てきたのは歩きづらいという女の子らしくないものだった。 たしかに呉服屋で見たとき、普通の服では見ることはない色がたくさん…

記憶に残ってる昔は時代が良かったのではなく自分で行動してたから良かったんだ

「昔はよかったって感じるかい?」 誰に向かうわけでもない言葉が辺りを包む霧のようにじっと張り付いた。確かに今に比べれば昔は色々できた。それは若さだとか、勢いだとか、そんな常識必要ないって言って、重心がどこにあるかわからないボールのようにいろ…

【物語】文学少年とおしゃべり少女 僕←本→少女の三十センチの距離

一本の木の下で本を読んでいた。いや読むふりをしていた、というべきか。本の開かれたページに書かれている文章を描かれた絵のように眺める。ただそうしていたいのだ。そこに一つの声が落ちてきた。 「何読んでるの?」 人懐っこそうな声が耳に届く。僕はそ…

【物語】少女と白い花とお花畑

少女は言いました。 「このお花畑はとてもきれいで、今まで見てきた景色で一番心に残りそう」 そうつぶやくとお花畑に近づいて行きました。花は陽の光を浴び、昨日降った雨がキラキラと輝いていました。少女は服が濡れるのも構わず、お花畑を歩いていきます…

【デレステ】イベント「Near to You」後半戦始まりました それとブログの始まりについて

久々にこういった記事を書きます。最近はずっと物語系を書いてましたので忘れていましたが、デレステに関する記事はもう一か月前にもなるのですね。 さて今回のイベントもMaster+の難易度が出てきました。Lv29です。 何とか今回もフルコンボできました。…

【物語】空のように移ろいゆく思い そして、

立ち並ぶ商店街の店たち。人はまばらで昔はあんなのだったのにと思いたくなるような気持ちだった。同じ場所に住んでいても徐々に変化していく町の形がわかる。それはとても悲しいようで寂しい思いが胸の中で膨らんだ。変わっていく町並みを見ていると思い出…

抑圧された思いに爆発する感情

自分が自分らしくあるために行動を起こす。 誰かに否定されようと間違っていると後ろ指さされようと突き進め。 誰かの言葉なんて気にするな。 所詮そいつらは羨ましがっているだけなんだ。 自分の手の届かないところに行こうとしていることに。 だから常識を…

【物語】世界滅亡というばかげた戯言と俺とアイツ 

「世界が滅亡するってよ」 どこかの誰かがそう言った。ノストラダムスの予言とか2000年問題とかマヤ文明とかそういったのはもううんざりだった。世界なんて勝手に滅亡してろって話だ。俺には関係ない。机にうつ伏せて腕を枕にし眠ったふりをする。ばかばかし…

【物語】「最後の一日をもう一度だけ」見えない真実 わからない気持ち

leo1592.hatenablog.com キンコンカンコン、よくある鐘の音が聞こえてくる。 私は机にノートを広げながら考えていた。彼女、ゆいは今日の夜、交通事故によって死ぬ。そう思うだけで背筋が凍る感触が鳥肌となって現れる。恐れてる場合じゃない、助けるんだ。…

【物語】青い空は春風とともに 前編

風を全身で受けるように両手を広げる。耳を澄ますとさわさわと草や葉っぱが身をこする音を感じた。目を開けるとまばらに広がる雲と隙間から見える青いコントラストが何とも言えず、ただ見上げていた。ときたま差し込む太陽に陽が肌を熱くさせる。その心地よ…

【物語】思い出とタイムマシーン

引っ越しの準備 部屋の中には段ボールの箱がいっぱいだった。 「えっと、これはこっちの段ボールに入れて、これは――」 押入れから色んなものを取り出し、種類ごとに分けていく。元々片付けはそんなに好きじゃない。そのせいで押入れの中はごちゃごちゃになっ…

世界樹の迷宮5 妄想ストーリー5章「戦いの幕開け そしてデウス・エクス・マキナ」

leo1592.hatenablog.com 迷宮の歓迎 「はぁはぁ、キリがないわね……」 汗が止まらない、迷宮がこんなに厳しいとは。 「いま何体め~?」 前衛で戦っているユンが疲れたような声で言う。 「……五体め」 いつも通り寡黙だが、前衛と後衛の間でバランスよく戦って…

自然と環境 普通と特別

自然とは一体何なのか。 話すこと、書くこと、体を動かすこと、それらすべて自然にできるようになっている。 それは意識しない間に学んだことだからだ。 生まれてからずっと話されていればきっと話すようになるだろう。 生まれてからずっと文字の書き方を見…

よくある意見の対立、話し合い、そしてその果てに

一人の傍観者の観測 「話し合いをしましょう」 そういって話し合いを始める。 私は話し合いが嫌いだ。 話し合って解決するなら話し合う必要すらない。 話し合いが必要ということは両方の意見が食い違っている場合に起こる。 さてここで問題だ。 全く違う意見…

【感想】独特なアクションがやみつきになる「海腹川背」

このゲームを知ったのはDSで発売されたときだった。 最初は興味がなかったが、動画でのアクションを見て気が変わった。 (なんだかすごいアクションゲームだ……) 見ているうちにだんだんとプレイしたいという気持ちが出てきた。 調べてみると過去にSFC、PSで…

【感想】ボタンを押す楽しさを教えてくれた「リズム天国」

それは今からさかのぼること十年前 暑い夏の日のことだった。 「あちー」 うだるような暑さの中、商店街を歩いていた。 上はアーケード仕様になっていて直射日光を浴びることは無かったが、それでも体感気温三十度は超えているだろう。 拭いても拭いても止ま…

【物語】両手いっぱい、心はからっぽ

「ねぇねぇ、おじさんどうして赤い服を着てるの?」 ダウンジャケットを着なければ寒さが身に染みる12月末の冬の日のことだった。 そこには自分の背丈の倍ほどもある赤い服を着たおじさんが立っていた。 「おじさんが赤い服を着たらいけないのかい?」 あご…

世界樹の迷宮5 妄想ストーリー4章「冒険の物語がいま動き出す」

leo1592.hatenablog.com アルカディア評議会 目の前にある巨大な建物は見るものを圧倒させる。 街の中心地にあり私たちは今その場所にいる。 「サーちゃん、なんだかおっかないとこだね」 ユンがいうことも分かる気がする。 ここは今までの街並みと違う。 建…

【物語】「最後の一日をもう一度だけ」 奇跡はもういらない、私が奇跡になる

「なっちゃん、置いてちゃうよ」 ゆいはそういうとたったったっと走り出した。 「待ちなさいよ、ゆい」 私もそういって走り出す。 二人して走る放課後のろうかは静かでまるで二人だけの世界みたいだった。 窓から差し込む夕焼けは私たちの影を伸ばし、いっそ…

【感想】今からでも遅くない「ペルソナ4ザゴールデン」を遊ぼう

はじめに ペルソナシリーズの最高傑作と聞かれればこれと答える人が多いはずです。 今までのシリーズよりポップな雰囲気になり楽しみやすくなったというのが一つの要因だと思います。他にも洗練された戦闘システム、耳に残るノリのよいBGM、引き込まれるスト…

【感想】隠れた名作「超執刀カドゥケウス」君のタッチペンがメスとなる

どんなゲーム? 2005年にアトラスから発売された超執刀カドゥケウス。 ジャンル名はSF外科アクションというこれまでにない新たなジャンルです。 ジャンル名からわかるように外科ということでタッチパネルを使って手術をします。 ストーリーは主人公、月森孝…

Wii U 「スターフォックスゼロ」の体験版では操作感しかわからなかった

スターフォックスとは? スターフォックスシリーズは3Dシューティングゲームです。 ですが、中にはアクションアドベンチャーになってたり、シリーズだからといって統一されているわけではありません。 それは良くも悪くも新しさを求めた結果だと思います。 …

世界樹の迷宮5 妄想ストーリー3章「冒険のスタートラインへ」

leo1592.hatenablog.com 再び出会う仲間たち 魔女の黄昏亭の扉を開けると、活気づいた声が押し寄せてきた。 何人もの冒険者がテーブルでカップを片手にまるで子供のようにはしゃいでいる。 迷宮が云々、装備が云々という話があちらこちらで聞こえてくる。 (…

便利になっていく世の中、適応していく人々

まずはゲームの話をしよう。 家庭用ゲームを遊ぶには本体とソフトが必要だ。 揃えようと思うと約三万円~四万円ほどかかる。 自分にとってはあたりまえだった。 しかし、今家庭用ゲームは緩やかに衰退していっている。 その原因はスマホやネットが関係してい…

世界樹の迷宮5 妄想ストーリー番外編「ゲームをしたら異世界に来ていた」

私は玄関の前でそわそわしていた。 今か今かとその時を待っている。 さくら(まだかな……) しばらくして一台のトラックが目の前に止まる。 さくら(もしかして!!) そしてトラックの運転手がブツを持ってこちらに近づいてくる。 運転手「こちら、お届けに…

再び配信された体験版、ポケモンオメガルビーアルファサファイアを自分の記憶と比較してみた

一番最後にプレイしたポケモンシリーズはリメイク版金銀で止まっています。 それを踏まえ、今回再び配信されたルビーサファイアのリメイク版をプレイしてみました。 ゲームボーイカラーで発売された金銀の次に、機種がゲームボーイアドバンスになって登場し…

メトロイドプライムブラストボールの体験版をして思ったこと

メトロイドと言われればサムスを大体の方が思い浮かべると思います。 しかし、このゲームでは登場しません。 代わりに、銀河連邦軍隊員の一人となってゲームを進めることになります。 そして新しいバトルアーマー、メックに搭載して戦いに挑んでいくというも…