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静かな世界に響く、一つの音

自分の趣味全開で書いていく、そんなブログです。

3月のライオンのアニメ化、映画化について

始まりは漫画

2007年から連載がスタートした「3月のライオン」は将棋漫画ですが、盤上だけでなく人との関わりが色濃く書かれており、将棋を知らない人でも楽しめます。

ただ、私は一巻で読むのをやめました。

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主人公の生い立ちやそれを取り巻く環境、登場人物の個性など漫画として面白いと思います。でもこの世界は私には優しすぎました。人の優しさが伝わるにつれ、自分がみじめになっていく、そんな気持ちになっていきました。温かい家庭に慣れてしまったら、もう戻れないんじゃないかと思ってしまう。人と関わることで変わってしまうんじゃないかと不安になってしまう。そんなことを思いながら読んでいたらつらくなっている自分がいることに気づきました。私はそっと本を閉じました。

 

現在も連載を続けているわけですが、それとは別にアニメ化と映画化が決定しています。

アニメ化と映画化

アニメは10月8日放送予定で、映画は2017年3月18日に前編公開予定です。

さて、次々とメディアミックスされていますが、漫画の独特な雰囲気が出せるか少し不安を覚えます。元々派手な演出などはないわけですが、人と人との距離感、登場人物の表情とかを上手く表現できるかに掛かってくると思います。

やさしさと残酷さが隣り合わせになった世界で、主人公がどう変わっていくのかというのが、どのメディアでも言えることです。

漫画だと体感的にゆっくりと時間が流れているように感じます。ですが、アニメだと時間が限られているので省略する部分が出てくるはずです。その中でどれだけ漫画に近づけるか、それともアニメオリジナルの進め方をするのか、どのように制作するのか楽しみです。

映画の場合前編後編と分かれているので、その中で表現できることをするのでしょう。映画化を言い換えれば実写化なので、役者の表現力が試されると思います。主人公役は神木隆之介さんです。バクマンるろうに剣心などで活躍されました。その経験を活かしてどこまで世界観を表現できるのかこれもまた楽しみです。

どちらともに言えることですが、何を主題として進めるのかで変わってくると思います。主人公の成長を重きに置くか、主人公を中心とした人間関係を重きに置くかで全く違ったものができます。それは監督の捉え方次第で変わってしまうものでしょう。

最後に

漫画ではあきらめた私ですが、アニメ化映画化ともに嬉しいニュースです。派手さがなくても人間模様が評価されたようで、日本にはぴったりだなと思います。個人的に和とは、静かに流れる水の如く、という感じで穏やかなイメージです。