コミュニケーションとは星座のように星と星をつなげるようなもの
どんなに時代が発展しようとコミュニケーションは無くなりません。
それは人と人とがつながる方法だからです。
人の心は読めません。
だから分かろう、理解しようと言葉、文字によって伝え合うのです。
ですが完璧に理解し合うなんてことは不可能です。
人を例えると一本の線のようなものです。
その線がいくつも交差し合い複雑な模様を描きます。
その交差点が理解できたことです。
ただし重なることはいけません。
相手に自分を重ねるということは、相手を消してしまう、もしくは自分を消してしまうということです。
依存という形が一番近いでしょうか。
それは自分でもなく、相手でもなく存在があいまいに溶け合ってしまう。
そうなればコミュニケーションの必要はないでしょう。
しかし新たな模様は描けないのです。
重なり合った線はいつまでも一本で見ていてもつまりません。
人はわかろうと、理解し合おうとお互いに手を伸ばすから成長できるのです。
たとえ届かなくでもあきらめないでください。
手を伸ばすことを止めたら自分の中に閉じこもってしまうでしょう。
少しでもいい、外の世界へと触れてみてください。
それは新しい世界に触れるとともに、色んな情報が流れ込んできます。
きっと嫌なことだってあると思います。
でもその中で一つでも輝くものを見つけてください。
そして手を伸ばしてください。
あなたの手が届かなくても、手を伸ばすことに意味があるのです。
この手はいつか届くのでしょうか、あの空に輝く星々に。