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【感想】隠れた名作「超執刀カドゥケウス」君のタッチペンがメスとなる

どんなゲーム?

2005年にアトラスから発売された超執刀カドゥケウス

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ジャンル名はSF外科アクションというこれまでにない新たなジャンルです。

ジャンル名からわかるように外科ということでタッチパネルを使って手術をします。

ストーリーは主人公、月森孝介が病気を治すためメスを握り立ち向かっていくという物語です。章仕立てになって進んでいき、アドベンチャーパートとアクションパートに別れています。もちろんアクションパートがメインです。大体は患者の容態を聞き、そのあと手術に移ります。手術の種類は豊富でプレイヤーを飽きさせない工夫がされています。

きっかけは?

最初に興味を持ったのはビックカメラなどで設置されてるDSのWi-Fiスポットでダウンロードしたことがきっかけです。

試しにやってみると今までにない感覚ですぐに面白いと感じました。操作はタッチパネルのみで行います。操作自体は単純で簡単なのですが難易度が高い。初めてやったときはクリアできないんじゃないかと思えるほどでした。でも何度も繰り返すうちにだんだんとできるようになり、最後にはクリアできるようになりました。トライ&エラーこそがこのゲームの魅力だと思います。ただその難易度ゆえなのか、知名度はそれほどに高くなく、最後に新作が発売されたのは2010年のことでした。

 

操作方法は?

操作はすべてタッチペンだけで行います。

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左上からレーザー、ヒールゼリー、ドレイン、ピンセット、マッサージ、右上からエコー、メス、縫合、注射、包帯、この十個のアイテムを使い進めていきます。

この中でよく使うのが、ヒールゼリー、メス、縫合、注射の四つが出番が多いです。

こんな十個も覚えられない、なんて思わなくても最初から全部使うわけでもないし、使うときになれば可愛い助手さんが教えてくれます。

慣れると動作がパッパッパとできるようになり、主人公と同様に神の手さばきをしているような実感がします。

短所かもしれない部分

ただ、手術とあるように血が出ます。他にもちょっとグロテスクな臓器なども出てきて苦手な人はだめかもしれません。でもそんなリアルではないので心配しなくてもいいかなとは思います。もしだめであれば、Wii版をお勧めします。こちらの方は画像がきれいになっており、(リアルの方ではなく)薄いピンクを主体とした色合いになっています。

あと、難易度が高いのが人を選ぶと思います。しかし初代を除いては難易度選択できるので自分に合ったものを選んでいただけたらと。それでも難しいと感じた場合は……何度も繰り返してやってみてください、必ずできるはずです……たぶん。

カドゥケウスを継ぐもの

他にもカドゥケウスの血を受け継いだWii Uでも配信されている、「ホスピタル 6人の医師」というのもあります。これはタイトルにある通り6人の医師たちそれぞれの医術を体験することができます。超執刀カドゥケウスとは違う医療が楽しめるようになっていてまったく別の印象を受けると思います。特徴としまして、カドゥケウスよりストーリー性が高くなったことが挙げられます。6人それぞれの視点で物語が進み、それでつながっている。つまり物語を色んな角度から見ることができるのです。

最後に

超執刀カドゥケウスはDSで1,2と出ています。Wiiでは1のリメイクと新作が一つ出ています。そしてさっき挙げたホスピタルの計五つがカドゥケウスシリーズといえると思います。どれも面白いのでできたら手に取っていただきたいタイトルです。